建築ツアー
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出雲大社


2009年9月26日

出雲大社

特別企画です。
なかなか間近で見れない出雲大社本殿を檜皮(本殿の屋根)の改修工事の関係で現場に見学に行きました。


日帰りのハードスケジュールでしたが、現場の人が説明してくれてかなりいい勉強になりました。
写真撮影は禁止だったので中の様子はつたえることができません・・・


参加人数24人
レンタカーで行きました。
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+One

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具体的に何を勉強したのかを書いときます。

1・檜皮の葺き方
2・本殿の規模、大きさ
3・遷宮の仕組み
4・鰹木、千木の大きさ、様子
5・宗教などによる建物、装飾の違い
6・伝統工法


1、屋根をはがしていくにあたって、昔の設計図などは残っていないため、はがしながら設計図を作っていくそうです。そうして専門の職人の人がつくってていくそうです。
雨が当たるところとあたらないところではかなり痛み方が違っていました。


2、普段出雲大社に行っても2,3mの兵が周りにあってかなり遠くからしか本殿を見ることはできません。しかし、今回はすぐ近くで見ることができたので、柱、屋根の規模などあまり見ることのできない規模でした。


3、遷宮の仕組みはwikiで調べたらのってます。


4、鰹木、千木は状態がよければそのままその木を使い、釘などをかえるようにしているようです。60年に1回の遷宮なので120年前のものもありおるわけで、すごく歴史を感じました。考えていたものよりもずっと大きくて驚きました。


5、本殿周辺の建物には仏教などの宗教によって彫刻があるものやないものがあり、歴史の影響をうけて建築がなされていたことがよくわかります。


6、60j年前、120年前の釘などがあるのでそこからいつごろ改修されたものなのかなどがわかります。文化財改修の際には釘穴調査は必須であり、以前の改修でパーツごとに刻印がされていたりしていました。
昔は和くぎというものが使われており、そこから昔の人はものに更新性を重視しており、昔は長く残したい願望があったようです。


とにかくとてもいい勉強になりました。
またこういった機会があったら是非参加してください。


温泉も行きました!w
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